こんにちは♪
メディカルハーブコーディネーター養成講座も
一昨日で最終回を迎え、寂しいやらお名残惜しいやら・・・
クラフトはこのブログでも何度か紹介している「軟膏」でした。
生徒さんそれぞれが前もって作られたセントジョンズワートの浸出油を持ち寄り、
ミツロウと溶かして作る・・・
アロマテラピーを習われた経験のある生徒さんもいらっしゃったせいか、
工程はスムーズでした。
ラベンダーとパルマローザの精油を自宅から持って行った私は、
精油の香りを生徒さんにためしてもらい、どちらかひとつを
軟膏に入れるために選んでもらいました。
ラベンダー派とローズ派に分かれるかと思いきや、
今回の受講の方は、皆さんローズ派でした。
以前、私のサロンで講座を開いた時はラベンダー派の方ばかりでした。
たまたまなのか、季節のせいなのか・・・
大変興味深い結果です。
これで全6回すべて終了。
壁にぶち当たりながらも
生徒さんたちのご協力のもと、無事終えることができました。
感謝!感謝!!!
さて、今回のブログのタイドルは「花粉」。
実は昨日、買い物がてら寄ったお花やさんで「ゆり」を見つけ、
側に寄って香りを楽しんでいたら、
開花直後で、まだ店員さんが花粉を除去していないゆりがあったのです。
そうとは気づかず、袖口に花粉をつけてしまいました。
掃っても簡単には落ちません。
以前母に、擦るのは逆効果だと教えてもらったのを思い出し、帰ってから
洗剤で落としました。
そこでふと疑問が・・・
花粉って、いったいどんな成分でできているのか?
落ち難いってことは脂溶性かしら?
忘れようと思っても、気になってしかたがありません。
そこで、年末の大掃除を脇へ置いておいて
こそこそ調べはじめてしまいました。主婦失格だぁ・・・(><)

お花やさんの曰く、
「花粉セメント」のせいだとのこと。
え?「花粉セメント」?
ますます謎です。セメント?植物で?
自宅にある本をごそごぞ読み始めたら、
見つけました!
「花粉セメント」は別名「ポーレンキット」。
花粉の表面を覆っている粘着物のことらしい。
昆虫に花粉がくっつきやすくなるのと、
雄しべに付着しやすくする働きがあるらしい。
他にもこの物質が花粉の色を決めているんですって。
かなり重要な役割してるんだ・・・
さてはて、ではその花粉の主成分はというと・・・
ステロール類やリン脂質なんですって!
やっぱり私がにらんだとおり脂溶性でした。
あ~すっきりした。年末掃除の再会です。
でもゆりだけなんで花粉があんなにしつこいんだろう・・・
何か訳でも・・・?
あ~だめだめ!
年明けまでハーブ魔女は返上し、普通の主婦に戻ったほうがよさそうです。
では、皆さん良いお年を~♪