こんにちは♪
ここ2~3日強風にあおられ、
頻繁に自転車を利用する私は、
飛ばされるんじゃないかと気が気ではありません。
(まぁ、それはそれで、ETみたいでかっこいいかも・・・
でも、魔女が箒ではなく、自転車で飛んでるのはちょっとマズいかも)
ところで、最近よく「サリシン分離は本当はどっちなですか」という質問を受けます。
どういう意味かわかります?
ハーバルセラピストテキストP1には
「1830年セイヨウシロヤナギからサリシン単離」と書かれていて、
MH検定テキストP15に
「1827年ころに・・・メドースイートからサリシンという有効成分が分離」
と書かれていることにお気づきだったでしょうか?
セラピストと検定テキストで、書かれていることが違うと、
「???」ってなりませんか?
JAMHAに問い合わせたところ、次のような回答が返ってきました。
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セラピストテキスト表記のセイヨウシロヤナギに関しては、
フランスのルルという学者が実際に1830年に分離に成功したという事実は存在します。
また検定テキスト表記の1827年にメドースィートから分離されたという事実も存在します。
ですので、事実としてはどちらも正しいとお考えください。
サリシン分離に使用された植物の違いによって、
2つの事実が存在するということです。
また、セイヨウシロヤナギは、当時フランスでは薬草として広く使われていたため、
セイヨウシロヤナギを使用したが、分離されたサリシンのにおいが臭い、
または、苦い(一説ですが)ため、使用に堪えないものだった。
という事実と、
メドースィートから分離されたサリシンが実際にはアスピリンの生成に利用されたという事実も存在します。
検定テキストとハーバルセラピストテキストで表記が異なる点については、
今後協会のテキスト委員会にて統一すべきか、現状のままとするのか、などを検討していくつもりです。
ハーバルセラピスト試験に関して、サリシン分離に関する問題が出題された場合、
ハーバルセラピストテキスト、つまり、
セイヨウシロヤナギを採用することになります。
(協会からの回答を要約)
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とのことでした。とても親切にご回答いただいたので、感動してしまいました。
セラピスト試験直前ではありますが、ご参考までに。
追伸:庭のラベンダーがもう咲いています。
イングリッシュラベンダーのヒドコート。
今年、早すぎませんかね?
初夏に咲くはずのハーブが1ヶ月近く早くて・・・
ボリジも3週間前から咲いてるし・・・
我が家のパソコン事情により、今回は画像が添付できません。
復帰次第ご紹介させていただきます。