水曜日はエーザイさんの栽培教室。
ウコンとエビスグサを播きました。

エビスグサの種です。
一晩水につけておいたものを播きます。
浅い「うね」をつくり、ぱらぱらと適当に播きます。
その上から土をかぶせたら終了。

白っぽい塊がウコンです。
ウコンには深い「うね」が必要。

鍬で深く掘ってから播きます。
堆肥と鶏糞が必要です。
日本に入ってきているウコンは概ね3種。
秋ウコン、春ウコン、ガジュツ。
一般名で「うこん」と言っているのは、秋ウコンのこと。
秋に花を咲かせるので秋ウコン。
春ウコンの開花は春。
でも日本では気温が足りないので路地栽培では花を見るのは難しいそう。
ビニール栽培している春ウコンなら花が見られるそうです。
そして最後はガジュツ。
これは別名紫ウコンと呼ばれているものです。
開花は初夏6~7月頃。
3種の根塊の断面図をご覧いただきましょう。

左から秋ウコン、春ウコン、ガジュツです。
ガジユツはもっと紫色してるかと思ってました。
秋ウコンの主要成分はこの濃い黄色の色素、クルクミン。
ターメリックのことです。
これはフラボノイドではなく、
「ジアリールヘプタノイド」とよばれるもので、ポリフェノールの仲間。
胆汁分泌促進作用を始め、抗酸化、抗菌、抗炎症・・・・
特に注目したいのが「抗酸化作用」。
クルクミンはヒトの体内の代謝をうけて
「テトラヒドロクルクミン」に変化する。
これが強い抗酸化作用を示すのです。
真ん中の春ウコンは香りを利用します。種小名がaromatica。
クルクミンの含有量は約0.3%ほど。
約4%含有する秋ウコンには敵いませんが、
精油成分に関して言えば、春ウコンが約6%と勝利。
秋ウコンは少ないもので約1%前後、多いもので約5%。
成分の違いが色の違いに出てるんですね。
この成分の違いによって用途が多少異なります。
精油成分の多い春ウコンは消化器や循環器によいとされ、
クルクミン含有量の多い秋ウコンは肝臓の機能強化や、
活性酸素除去作用に効果があります。
ただ、どちらの薬効が優れているかについては、
研究者の間でも意見が分かれるところらしい。
ガジュツは・・・抗菌作用が強いらしい。
ピロリ菌や歯周病、にいいという話を聞いたことが・・・
クルクマ属は昔から「五臓六腑を改善する」といわれてきた植物。
体に必要なものを取り入れ、要らないものを出すという、
ヒトを本来のあるべき姿にしてくれる植物なのです。
私は春ウコンが好き。
薬効うんぬんではなく、私の触覚がそう言ってます。
春ウコンの葉はビードロ状で、
触っていてとってもキモチいいんです。ただそれだけ。
ウコンといえば、
今週金曜日にGFの佐古先生の講座を受けてきました。
「フィトケミカルクッキング」です。
メニューの中に「ウコンの巻き寿司」なるものが。
これは、寿司飯をウコンで黄色に染め、
えび、あなご、インゲン、フェンネルなどなどを入れて作りました。

彩り鮮やか。

これが全メニュー。
次回の佐古先生のフィトケミカルクッキングは秋の予定だそうです。
興味のある方は、時々グリーンフラスコさんのHPをのぞいてみてください。
今週は黄色を見る機会が多かったせいか、なんだか元気!