またもや感動の一冊を見つけました。

柳田友邦という方をご存じですか?

偶然見つけた本、「植物は偉い!」の著者です。

柳田先生が本に書かれた言葉が頭から離れない。

植物は偉大だ、

植物には地球を経営する能力がある。

動物は壊すことはあっても、オゾン層をつくったり、

水を浄化したり湿度を保つような経営はできない。

植物は正々堂々と生きている。

動物はおどおどして、ごまかしながら卑屈に生きている。

植物にとって動物は掃除屋であり、

資源の一部を一時保管している場であると思う。

掃除屋軍団が人を先頭にいつも植物に暴力を加える。

植物が声を出したり、その場で反発することはない。

じっと我慢し時間の流れに従う。

人を含む動物が地球を破壊しても

植物は黙って静かに時間をかけて修復するであろう。

何億年かかってもである。

動物がいなくて地球は進化できるであろうが、

植物がなくなったら地球は月面のように無味乾燥の世界になってしまうであろう。

若い人も必ず年を取る。

年を取ってから心楽しい生活ができるように、

植物を大切にしよう。

自然人としてこころから満足し植物に感謝しよう。

植物万歳!

著者は平成15年に永眠されたそうだ。

あと数か月で100歳・・・だったそう。

この本を読むと、

”植物のことをもっと学びたい”

そう思うのは私だけだろうか。