昨日は市立大学の栽培教室の日。
生薬学の教授直々に、
漢方薬の煎じ方を教えて頂きました。
2人ずつペアになって、
①当帰芍薬散
②桂枝湯
③四君子湯
④葛根湯
のどれかを担当しました。
私は葛根湯の担当でした。
葛根湯の生薬は、
葛根、麻黄、大棗、
生姜、桂枝、芍薬、甘草。
教授に教えて頂いた処方で
煎じました。

水600mlと生薬たちを入れ、
スイッチをポン!
電気ポットの進化とともに、
煎じ器も様変わりしましたね~。
これだとずっと火のそばにいなくて済みます。
水が半分(300ml)になるまで煎じます。
所要時間約40分。
その間、
薬草園で種の収穫。。。と思ったら、
外は土砂降り。
種の収穫は急遽中止。
でも煎じている間は暇なので、
雨が止んだところを見計らって
薬草園へ。

地面に落っこちた大棗(ナツメ)です。
もう随分落下していました。
葛根湯、四君子湯、桂枝湯に入っています。

ニラが可愛い花を咲かせていました。

ハイビスカス。まだちょっと小さいですが
しっかりとした色付きですね。

ノゲイトウ。遠くからでも目立っていました。

カリン。暫くすると色付き始めます。
植物を眺めていると、
季節は確実に秋に向かっていると感じます。
さて、そろそろ40分経過。

しっかり煎じた~という感じになってます。
この後、各自紙コップを持って
漢方の試飲をしました。
一番美味しかったのは桂枝湯。
使用した生薬は
桂皮、芍薬、大棗、
生姜、甘草。
苦い味を示すものが無いので美味しいはずです。
私たちが作った葛根湯もなかなかのお味でした。
私が苦手だったのは、当帰芍薬散。
まさに漢方薬といったお味でした。
さて、今回の煎じ薬に貢献してくれた
生薬さんたちのご紹介です。




でも・・・
漢方薬の試飲って、
他では絶対やってないと思う。
だって立派なお薬だったりするのに、
試飲って、ありえないでしょ???
とても貴重な経験でした。
それにしても
煎じ器が気になってしょうがありません。
買っちゃおうかなぁ。。。
楽天で調べたら、
1万3千円前後。
んー、どうしよう。
ちょっと考えます。。。
暫くして
ブログでお披露目記事が掲載されたら、
「あら~、買っちゃったんだ」と思ってください。