今日はどんよりな1日でした。
天気予報では晴れだったハズ。。。
こういう日はなんだか損した気分になってしまいます。
先ほどまでバッチの読書会に参加。
はじめてだったのでちょっとドギマギ。
講師として話すときは
生徒さんが何人であろが
ぜ~んぜん平気なのに、
「自己紹介」となると苦手。
相手がたとえ1人でもドギマギしてしまう。
なんでなんだろー。
今日は特に、
どんより雲が気分をブルーにしたせいだろうか。。。
などど考えながら帰宅すると、
庭のクミスクチンが咲いていました♪♪゜・*:.。. .。.:*・♪♪



両サイドに髭のように伸びる雄しべ(雌しべ?)が特徴的です。
茎は四角なのでシソ科。
よーく見ると、髭の先は紫色をしています。
携帯で撮ったのでしっかり写ってないですねぇ。
あ~一眼レフカメラが欲しい。。。
私はこのクミスクチンに「気品」を感じます。
背筋をスッと伸ばした貴婦人のような出で立ち。
「アジアンビューティ」って感じですよね。
学名はOrthosiphon  spicatus、
英名は
Java Tea。
一般には観賞用として育てられていますが、
元々日本には薬用植物として輸入されました。
開花時期は6月から11月とされています。
しかし、どういう訳か、
ウチの子はやっと今になって咲ました。
本来は多年草ですが、
インド~マレー半島辺りが原産のため、
日本本土の冬を越すのは難しいようです。
11月に入ったら、
鉢に入れ替えて室内で育てます。
林真一郎先生の事典によると、
作用は利尿/鎮痙。
ドイツのヴァイス先生の本では
「利水薬」として紹介されています。
フランス、インドネシア、オランダ、スイスの
薬局方に公式収録されているハーブです。
「腎臓のお茶」と呼ばれるだけあって、
単に水分の排泄を手伝うだけでなく、
塩分や窒素含有物質の排泄を促進するのだそう。
生薬として認められている上、
「大量に投与しても腎臓に悪影響を与えない」
というのだからスゴイ。
ヴァイス先生は
ペパーミントの近縁種と紹介していますが、
味はかなりかけ離れています。
成分で特徴的なのは「シネンセチン」
骨格はフラボノイドですが、
ベンゼン環に直接ついているはずのOHが、
全てOCH3になっています。
これは、
脂溶性であることを示しています。
分子式はC20H20Oそこから計算すると
分子量は372。

「日化辞Webより」
日本では沖縄で栽培されています。
このハーブに薬理作用でお世話になることは
今のところありませんが、
将来的に高血圧や腎臓病などで困った時のために
育てています。
今週の木曜日に
生活の木さんへ2、3本切花にして
お持ちしようと思います。
さて、今週の木曜日といえば、
症状別のハーブティーブレンドレッスンです。
http://apricotdale.blog.shinobi.jp/Entry/452/
お申し込みは明日、10月23日までです。
また午前中は
体のしくみと働き「内分泌編」。
ぜひぜひ講座にお申し込みいただき、
クミスクチンに会いに来てあげてください。
お待ちしてま~す♪