昼と夜の寒暖の差が大きくなってきました。
昼間は南の窓辺から差し込む日差しが暑く感じ、
夕方4時以降、日が翳り始めると一気に気温が低下。
これからの季節は寒さ対策と紫外線対策両方が同時に必要かと思われます。
昨冬からブーム再来の「ショウガ」。
ショウガも寒さ対策に一役かってくれる強い味方。
しかし・・・
冷え改善によいとされる物質は
果たしてどっち?
ショウガオール?それともジンゲロール?
少し前に、「冷えにいいのは生のショウガ」と学んだハズ。
ところが・・・
日本大学医学部准教授で医学博士の平柳要氏によると、
体を芯から温めるにはジンゲロールよりショウガオールの方が上手とか。
ジンゲロールに冷えを改善する作用が無いワケではないようですが、
あくまでも指先をちょっと温めるだけのよう。
しかし、ショウガオールだとお腹の中心がその後もポカポカ暖かいんですって。
ジンゲロールをショウガオールを変化させるには、
加熱するか、または長期保存すればOK。
一時流行ったショウガ紅茶も、
熱湯で入れた紅茶に生のショウガをすって入れるだけより、
抽出した紅茶とすったショウガを鍋に入れ、
軽く沸騰させたほうがショウガオールが増えて
冷えに対する効果アップ!!!
ただ、私は紅茶よりもココアがオススメかなぁ。
テオブロミンに注目!
そう、マテに含まれるあのアルカロイドです。
実はココアにもテオブロミンが含まれていて、
(というより、テオブロミンはカカオに最も多く含有されている物質)
血管を拡張し、利尿作用、むくみ改善、
そして、脳内伝達物質のセロトニンに働きかけて食欲を抑制してくれる効果もアリだとか。
ココアがオススメです。
テオブロミンとは:
カカオに含まれるアルカロイド。チョコレートやココアの苦味成分。
カカオの学名 Theobroma からとった成分名。
ほかにも冷えにいいハーブがありますよ。
例えばサフランは血行促進ハーブのひとつ。高価なのが問題ですが・・・。
ショウガココアと同じくらいオススメなのがもうひとつ。
それはルイボスとシナモンのブレンドティーです。
ルイボスは他に類を見ない強い抗酸化作用をもつハーブ。
シナモンはに毛細血管を強化してくれる働きが。
冷えの改善のためには、
①血行の促進作用を助ける
②毛細血管の働きを強化する
このどちらも重要だと思うんです。
血行促進をしたとしても、毛細血管自体が弱っていたら・・・
と、考えると、ルイボス&シナモンも「アリ」ですよね。
ただしシナモンは通経作用があるので、妊婦不可。そして長期使用不可。
サフランも妊婦不可ハーブですのでご注意を。
今日は湯たんぽでも用意しようかな~・・・