名古屋市立大学が
春と秋の年2回行う、
薬草園見学会参加者の募集を開始。

公開日時:5月10日(金)と11日(土)
     の午前10時から正午まで
対象:市内在住か在勤(学)の方。
市立大学薬草園の敷地内で栽培している
薬草について紹介してくださいます。

申込方法:
往復はがきに①参加者氏名
②見学希望日
を書いてお申し込みください。
往復はがき1枚につき、
2名まで申し込むことができるそうです。

宛先:
〒467ー8603
名古屋市瑞穂区田辺通3-1
市立大学薬学部事務室 宛

受付は4月19日必着とのことです。
抽選で各75名ずつ見学することができます。

昨年は私も当選し、
見学する予定でしたが、
実家の母が急に入院。
あえなく断念。

しかし
今年は申込しなくても
ハーブ魔女は見学が可能♪

今週、市立大学の薬草園に
「オランダセンニチ」の種を蒔きます。

学名:Spilanthes acmella (スピランティス アクメラ)
原産地:東南アジア
草丈:約30cm  花色:黄色/茶色
開花:7月~9月
科名:キク科
主要成分:スピラントール、精油 など

スピラントールの構造式

解説:
世界各地で消炎や消化促進の民間薬として利用。
鎮痛作用もあるため、頭痛や歯痛にも用いる。
全草に辛味成分スピラントールが含まれるため、
香辛料として利用することも。
別名エッグボールともハトウガラシとも呼ばれる。
<参考:武田薬品工業さんのHP>

国によっては
リウマチや痛風の治療薬の材料に
使用されているようです。
オランダセンニチの変種で
キバナオランダセンニチがあり、
こちらの方が辛味が強いので、
香辛料として利用したいときは
キバナオランダセンニチを
用いることが多いのだとか。

栽培ポイント:
極端に土を乾燥させなければ
丈夫に育つようです。
病気や害虫の心配も少なく、
とても育てやすそうですが、
酸性の土では生育が悪いので、
種まき前に苦土石灰を混ぜて
酸性を中和する必要があります。
育苗期間が短いので
タネからでも育てやすそうです。

・・・とまぁ、
下調べはこれくらいすれば十分でしょうか・・・

残念ながら
薬草園公開日までには
開花が間に合いそうにありません。
4月上旬に種を蒔くので
早くても開花は6月の見込み。
・・・ホント残念。
栽培場所は1C17エリア。
園内の看板でご確認くださいね。

お断り:
ハーブ魔女は薬草園見学会の
申込窓口ではありません。
勝手に紹介しているだけです。
くれぐれも誤解のありませんように。