昨日、
アウトドア日和の中、
エーザイさんの薬草園見学会を無事に終了。
今年は1日かけてのイベント。
午前は
内藤記念博物館の森田館長から
薬草が薬になるまでのお話、
その後エーザイさんの
川島工場を見学。
工場内は撮影禁止のため画像はありません。
工場から外へ出ると
そこは日本庭園。

従業員さんたちの憩いの場だそうです。
この他にも鯉が泳いでいる池もありました。
この日本庭園は一般公開はしていないのだとか。
工場見学に参加された方だけの特典。
庭園内を散策後は
いよいよ薬膳弁当の昼食。
「これ目当てで参加しました」
との声も多いくらいでした。

ボリュームが多くて雑穀米を残したくらい。
全体的にヘルシーですが、味はしっかりついてました。
楽しいランチタイム終了後は
逸見先生の植物講座と博物館&薬草園見学。
園内にあるニッケイの葉枝を皆に配ってくださり、
植物を手にとって香り、
手触りなどを確認するようにとご指導いただきました。
私たちのために、
わざわざご用意いただいたもの。
逸見先生は行動派。
見学会終了後にご年齢を伺ってびっくり。
逸見先生の植物講座に名残惜しさを感じながら
植物園&博物館見学へ。

ガマです。
薬木側にある水辺植物コーナーで見つけました。
「因幡の白兎」に出てくる薬草。
いたずらが過ぎるうさぎが皮を剥がされて、
その傷を癒したとされているのがこのガマ。
結構ダイナミックですよ。

カンレンボクです。
アルカロイドの「カンプトテンシン」を含みます。
溶解性が非常に低いことと、副作用により
カンプトテンシンをリード化合物として
開発された「イリノテカンン」が使われてます。
と、プラの化学科のテキストの受け売りです。

ニチニチソウ。
ビンカアルカロイドのビンクリスチンや
ビンブラスチンを含みます。
ビンクリスチンは
商品名をオンコビンといい、
主に急性白血病に使用されるのだとか。
薬木、薬草、そして温室。

カカオ。とっても大きい。
エーザイさんの温室は、
このカカオだけでなく、
バナナ、マンゴーなどとても大きな味がつくことでも有名です。
くすり博物館→工場→厚生棟(ランチ)→くすり博物館
と、広~い敷地の中の移動は大変と思ったら、
エーザイさんのご好意により、
移動は全てマイクロバスで。
そのおかげで時間をオーバーすることなく、
それどころか
予定より少し早めに全ての予定を終えることができました。
日差しも優しく、
ホント薬草園日和でした。
一夜あけた今日は、
朝から「楽しかったです」との感想メールが。
森田館長、逸見先生をはじめ、
エーザイのスタッフの皆さん、
本当にありがとうございましたm( _ _ )m