雨模様が続いています。
山間部では
引き続き土砂崩れ等の被害が深刻です。

「雨」そのものは特に好きでも嫌いでもありませんが、
ここまで長引くと
さすがにうんざりしてしまいますね。
ただでさえコロナで外出を自粛しているため、
「発散」が全くできていないことに
私の心も体も悲鳴を上げ始めました。

「あ~日光が恋しいー」

どんよりした天気ばかりだと溜息が多くなり、
気持ちが沈みがち。
我が家で一番元気なのは洗濯機&乾燥機。

せめてお天気だけでも人々の味方になってくれないかなぁ。

雨、つまり水は常に地球を循環している物質の一つ。
これを「水循環」といいます。
つまり、ここ最近の天気は、
その水が過剰循環しているというわけです。

海から蒸発した水蒸気が雲をつくり、
やがて地上に雨となって降り注ぎます。
山に降った雨は川に流れて海に戻ります。
その過程で土壌は
生物が生息するために必要な水を保持する役割を果たしてくれています。
そして土壌が水分保持の役割を果たすために、
植物たちは力を貸してくれています。

森や林の木々の根が土壌を耕すような働きをし、隙間をつくり、
その隙間に水が溜まるのです。
もし土壌が水を保持できないほどカチカチであれば、
雨はそのまま地表を流れて川に、海に戻るでしょう。

数年前まで
夏休みに入る前後には
節水を呼びかけるニュースが流れていました。
ヒトが住む場所は水不足でも
森林が水不足になりにくいのは、
土壌に蓄えられた水が徐々に地表に湧き出るからです。
雨が降らないときでも川の水源になれるのです。
反対に大雨に見舞われても、
木々の根がしっかりと土壌を支え、
ちょっとやそっとのことでは水害は起きなかったのです。

しかしこの数十年、
極端な雨不足による干ばつや
昨年や今年のように過剰な水の循環が起こり、
森林の力が限界に達するほどの異常気象が続いています。

これも地球温暖化現象が関与しているようです。
地球も恒常性を維持し、
私たちと同じように自然治癒力が働いています。
体内の内臓の働きが弱らないように、
暑くなると私たちは汗を出して体を冷やしています。
決して自分の意思で汗を出しているわけではありません。
これは自律神経系の働きによるものですが、
地球にも自律神経系と同じような働きが備わっているように思います。

気温が高くなればなるほど、
地球は危機感を覚え、気温を下げようとして
雨を降らせて地球を冷やそうとしているのかもしれません。

確か中学校の理科の時間に、
「気温上昇と空気中に溜め込める水蒸気の量は比例して増加する」と習ったような。。。

私は専門家ではないので正解が何なのかはわかりませんが、
もし世の中で言われているように
二酸化炭素の排出量が多すぎることが気温を上昇させているのなら、
二酸化炭素を減らす生活をしなければなりません。

先日我が家の自家用車を買い替えましたが、
好きなメーカーの車の電気自動車の値段を見てびっくり!
手が届かず断念。
3年後には買えるかしら・・・・?
でも日本人なのでトヨタが推し進める水素のほうが良いのかしら?

死なない程度にエアコンの使用も控えよう。
個々人ができる身の回りの生活習慣を変え、
そして・・・

最後は植物頼み?
光合成の材料として二酸化炭素を必要としている植物を植えること。
でも光合成をしない夜や秋冬は
植物も酸素を吸って二酸化炭素を出すと聞いたことがあるような・・・?

地球の未来を植物だけに頼るのは無理があるようですね。