いよいよ春ですね~
ただ今朝は気温がぐっと下がって2月並みだったそうですが。
春にはよくある「寒の戻り」でしょうか・・・
このところ、なんだか顔がかゆくて、
とくに目のあたりを中心にゴシゴシ。
前髪があたるおでこ周辺もぼりぼり。
頬もぼりぼり。
いつの間にか顔全体がカサカサです。
本能の赴くまま「ばりかいた」のが原因で収拾がつきません。
あ~なんとかして~!!!
ハーブで作った軟膏を顔に塗ったらテカテカし過ぎて外へ出られない。
それに夜軟膏を塗っても日中かきむしるので、まるでいたちごっこ。
日中のケアを何とかしなくては。
化粧水でなんとかならないかなぁ・・・
というわけで
化粧水づくり開始!
抗炎症作用のあるジャーマンカモミール水を作ろう。
家にある使えそうなものをかき集めることから始めてみました。

①精製水
②ジャーマンカモミールのチンキ
③ジャーマンカモミールの精油
④キサンタンガム
他にも納戸にチンキの瓶がいっぱい。
使わずに放置したままのハーブたちに久々のご挨拶。
今回のジャーマンカモミールのチンキも使用期限ギリギリでした。
危なかった~。
お肌の調子にあわせてチンキの量を調整するのがコツ。
言うのは簡単。でも作るのが面倒くさい。
最初からチンキ量の濃いものを使用するのではなく、
薄いものを少量作り、使いながら様子を見る・・・を繰り返すんです。
ね、聞いただけで面倒くさそうでしょ(>_<)
でも、初めから濃度の濃いものを使用すると、
お肌の痛み具合によっては沁みる可能性があるからです。
でも薄過ぎると効かないし。

今回は10倍からにしてみようと思います。
チンキ5ml、精製水50ml、精油11滴
①チンキに精油16滴を入れ、ガラス棒でよく混ぜる。
②容器に①を移し、精製水を入れ、フタをしてよく振って出来上がり。
③冷蔵庫保存にて1週間で使い切る。
お風呂上りにコットンパック。そのまま暫く放置し様子をみる。
大丈夫のようです。沁みない。
パックをはずし、カレンデュラ軟膏にGカモミール精油を入れたものを
薄く顔全体にのばし就寝。
翌朝、カサカサが少し改善されていました。
朝の洗顔は手作り石鹸を泡立て
そーっと泡で洗い、いつもよりぬるめのお湯で流しました。
その後、昨日のカモミール化粧水を再びコットンパック。
市販の乳液を塗り、下地クリーム、ファンデ。
以前はこの時点でかゆみが出てきていたのが
なんともありませんでした。
今日で使用4日目。
昨日より濃度を8倍にして使用。
かゆみは消え、カサカサも改善の兆し。
特にまぶたの復活はみごとです。
この様子だと、一両日中に再び10倍に薄くしてもいいかもしれません。
花粉症の方はこの時期まぶたがお婆さんになっている方も多いのでは?
今夜は昨日の材料に冒頭の④キサンタンガムを加えて保湿ジェルを作ろうと思います。
ジェルにすると見た目のカサカサがより目立たなくなるかも。
就寝前に塗る軟膏だけでは改善が遅いと思ったら
今回のように化粧水で日中のケアをするといいかもしれません。

今回は精製水で作りましたが、
Gカモミールの芳香蒸留水が手に入れば
ぜひそちらで作ってみてください。
今回のレシピは赤ちゃんには不向き。
赤ちゃんにはチンキは強すぎますので、
芳香蒸留水とアロマ用植物油(キャリアオリル)でケアしてあげてください。
4月16日に生活の木さんで
「ハーブ魔女が教える わかりやす~いハーブレッスン」を
開講します。
それまでにかさかさが全て治ることを願って
今日もハーブ魔女のお手入れはつづく・・・