前回の投稿の冒頭で、
免疫力を高める方法を紹介しました。
①体を温める
②リラックスする

リラックスって案外難しいですよね。
なぜなら「ストレスの原因は至る所に落ちている」から。
なかでも避けて通れないのが対人ストレス。

思い返せば
20代の頃の私はストレスのカタマリだった。
誰に対しても「イエスマン」でした。
(女性だからイエスウーマン?)
NOを言えなかった理由は「嫌われたくない」から。
いじめにあった経験はない。
しかし、いじめられている同級生を影から見ていた経験はある。
「自己主張するとあーなるんだ」と頭に刷り込まれていた。

結婚して子どもが誕生して、
今度は子どもを通して「ママ友」と称する人間関係が新たに始まると、
私のストレス状態は一気に高まることに。
「自分が嫌われると、子どもたちにも影響が出る」ことを恐れた。
PTAの役員を任されてしまってからは殊更に対人ストレスはMAX状態に。

下の子どもたちが中学生活に慣れた頃に、
頭の中で「何か」がパチンと弾ける音がした。
そうだ!緊急避難だ!
(下の子は双子のため「子どもたち」です)

前々から学習したいと思っていたことに没頭することにしよう。
そう決めた。それがフィトセラピー。
みるみる私の生活の中心からママ友や役員仲間が消えていった。
夫、子どもたち、そしてフィトテラピーの学び。

役員会と講座が同日で重なったときは迷わず役員会を欠席。
初回はドキドキしたものの、
2回目以降は堂々としたものだった。
ちゃんと自分のことを優先できてる自分が誇らしかった。

頭で弾けた「何か」が目を覚まさせてくれたのかも。
それ以降、役員の人たちの見え透いたお世辞や嘘に虫唾が走るようになり、
「この人たちから離れたい」と強く思うようになれたことで、
自分を優先することができたように思う。

子どもたちが卒業したらこの人間関係も終わるだろう。
他人に振り回されず、
棚上げしていた自分の人生を取り戻す時間を大切にしたいと思った。

東京に通ってまで
今更何を勉強する必要があるの?

そう私に言った人もいた。
口を開けば子どもの話ばかりの人に、
私の気持ちが分かるはずはない。

「人は人、自分は自分だから」
気づいたらその人にそう言い放ってその場を立ち去った。

「かっこいい!!!」
自分で自分を初めてそう思った。
そう。
私は心の声で自分を救ったのだ。

他人に左右されない確固たる価値観が芽生えた瞬間です。

ストレスから解放されるために必要な考え方なのかも。

50代に入ってからは、
さらにバージョンアップ。
「人から何と言われても私は私でいい」
「私は一生、私の応援団長!」

たくましくなったのか、
ふてぶてしくなったのかは不明である。

何はともあれ、一杯のハーブティーは欠かせない。
レモンバーベナ
ジャーマンカモミール
ダマスクローズ
リンデン
オレンジピール
今日はこのブレンドで一息つくとしよう。