名市大の薬草園内にはたんぽぽがいっぱい♪
昭和たんぽぽ戦争もなんのその、
和たんぽぽで埋め尽くされています。
「たんぽぽコーヒーでも入れてみる?」
ってことになり、
男性陣がたんぽぽを彫り上げてくれました。

2~3年ものを選んで彫り上げてもらい、
その後水洗い。

何度も、何度も水洗い。
それでも土が出てくるわ、出てくるわ。
根っこを洗うだけでくたびれた~!
その後スライスして乾燥。
ここまで先週の水曜日に済ませておきました。
そして昨日、フライパンで焙煎。
その後ミルサーで細かくして、
再びフライパンで焙煎。
それをお湯の入ったやかんに投入。
軽く沸騰させたら出来上がり。
色、香りも良く、皆さんにも好評でした。
過去には
乾燥したダンディライオンを焙煎し、
タンポポコーヒーを入れたことはありましたが、
堀上げから携わったのはこれが始めて。
皆さんから
「美味しかった」という言葉をもらって
根っこ洗いの疲れが吹き飛びました。
でも、一番貢献したのは
根を掘り上げてくださった男性陣の方々。
本当にお疲れさまでした。
こんな楽しみを時々体験しながら、
薬草ボランティアに楽しく参加しているハーブ魔女。
昨日は、生薬学の巻の教授から生薬についてのレクチャーがありました。
最高気温23度の、戸外でのお勉強には少~し日差しが強い中、
大変興味深いお話を1時間強に渡ってご享受くださった牧野先生に感謝、感謝です。
レクチャーの内容は、
来月の市民公開講座に向けて、
「少しでも薬草について知ろう」という主旨のもと、
園内の薬草についてお教え頂きました。

右のスーツ姿の方が牧野教授です。
教授にしてはお若く、キムタクと同い年。
その後は播種作業。
今年の私の担当は「ハトムギ」

播種の際にはこのように「うね」を作ります。

その上からビニールシートを被せて穴を開け、
このように種を置きます。

苦土石灰で種を被せ、
水を撒いて出来上がり。
ビニールを被せる理由は、雑草避けのため。
さてここからは昨日の薬草園の様子をご案内。

ツタンカーメンえんどうの花が咲いていました。

ホソバタイセイも。

ジキタリスです。小さいうちはレモンバームに似ています。

ゴヨウアケビ。
先週人工受精を体験しました。
「え?これでいいの?」と思ってしまうくらい、
軽くちょちょんとつけるだけでした。
雄花を雌花にくっつけるだけ。
来年花が咲かなかったら責任問題かも。

これが雄花です。

エゾウコギに新芽が出ました。
エゾウコギは
薬草園の方にお願いをして
苗を仕入れて頂きました。
日本では北海道で栽培されているものが
ドライハーブとして流通しています。
名市大発の中部地区で栽培されたエゾウコギが
増えることを夢見ています。

アリストロキン酸を含有していることで知られるウマノスズクサの根。
有毒植物だと知らない人も多いです。
素人が育ててどうこうできる植物ではないので、
薬草園等で観察するだけに。
柄の素晴らしい蝶はこの植物を好みます。

さて、
あっという間に桜のピークも過ぎましたが、
先週の山崎川の様子を遅ればせながらご紹介。


毎年綺麗に咲いてくれます。
そういえば、
今年発、ジャーマンカモミールが花をつけました。

小さい蕾があちこちにできています。
今のところアブラムシ等の被害はナシ。
今年も順調。
ウスベニアオイの葉も茂ってきました。

昨年、初春の育ちが悪かったので、
ポットに移して様子を見ていました。
これなら大丈夫そう。
そろそろ地植えにしようと思います。
しっかり花をつけてくれるといいなぁ。
ウスベニアオイには多年草の種と二年草の種があり、
これは多年草の種。
今年は新顔としてカレンドュラも。
あと2週間ほどで花が咲きそうなので、
開花したらまたブログにアップします。
一年草なので、秋に種を蒔きました。
ミント、ベルガモット、セイヨウノコギリソウなどなど、
これからお庭がどんどん華々しくなってきます。
一年のうちで一番好きな季節の到来。
でも、それと引き換えに一番辛いことも。
そう。花粉症。
それもあと2週間ほどの辛抱。
今年は昨年よりも症状が少しひどく、
昨夜は鼻づまりで息が苦しくて、
夜中に何度も起きてしまいました。
今夜は眠れるといいなぁ。。。