我が家のハイビスカスちゃんが咲きました♬


次から次へと蕾が緩み始めて、
まるで順番を待っているかのよう。。。
この萼の部分が大きく膨らんでやがて真っ赤に!
しかし1日前まではこんな感じでした。


これを見たら、
開花は2、3日後かしら?と思うでしょうに。
それが一夜空けたら見事に開花!!!
それはもうびっくりでした。
毎日、毎日、お水やりに肥料の調整。
かわいい、かわいい、息子たちよりもカワイイ。
物言わぬハイビスカスちゃんに、
「ん?何がほしい?」と尋ねたり、
旗から見ると怪しいおばさんになっていたとしても気にせず、
ひたすら、ただひたすら育てました。
そんなハイビスカスちゃんが美しく花を咲かせている。
じーん(p_-)
こんなに立派になって、感無量です。
お花の中央を見る限り、
すでにアントシアニン色素は存在している模様。
アントシアニン類は
オレンジ~ピンク、赤、そして紫~青と
かなり幅広い色素を受け持っている。
専門的な話をすると、
フラボン類とアントシアニン類を合わせて
「フラボノイド」と呼んでいるのである。
花の色素の多くは、
このフラボノイドとカロテノイドに属するが、
基本的に前者が水溶性、後者は脂溶性であるところが異なる。
(置換基によっては脂溶性フラボンや水溶性カロテノイドもある)
抗酸化作用としてはカロテノイドのほうがかなり上手。
フラボノイドが抗酸化なら、
カロテノイドは抗がんとまで言われるほどその差は大きい。
亀のようにのろくても、
諦めずに化学を学んできて良かったと思えるのは、
構造式から色素成分が読み取れるようになったこと。
アンチエイジングを意識したいなら、
色素成分を摂取!
そもそも植物が色素を作るのは、
紫外線のリスクから細胞を守るためといわれる。
その色素成分をヒトが利用しても抗酸化作用として働くっていうんだから、
摂らなきゃ人生損してます。
さて、
お話をハイビスカスちゃんに戻して。。。
今年はジャム以外の活用法にもチャレンジする予定。
ハイビスカスで染めたカワイイ色の寿司飯に、
色とりどりの具を乗せたり、
デザートを作ったり。。。
そんなことを考えているだけでも毎日楽しい♪
ところで、
白く見える花の色素は「白」なのだろうか?
白い花を水に入れても、油に入れても
白という色素が出てきたのを見たことがない。
どうやら
植物は「白」という色素は持っておらず、
植物組織中の気泡が太陽の光に反射して、
ヒトの目には白くみえるのだそう。
気泡が小されば小さいほど、
気泡の部分の厚みが厚ければ厚いほど、
光が反射して、より鮮明な白色が見えるそうだ。
(参考:花の色の謎・安田斎著/東海大学出版会)
ハイビスカスの花の色も白っぽく見えるが、
コピー用紙と比較すると薄い黄色に見える。
ではニチニチソウは?

中央以外は「白」に見える。
これにもフラボン類がはいってる・・・?
色素は不思議。
ヒトに見える色と昆虫に見える色、
ワンちゃん、ネコちゃんに見える色も違うという。
先の「花の色の謎」という本には、
昆虫にはどうみえるのかについても書かれていた。
1986年に出版されたものだが、
とても興味深いことが書かれていた。
おっと、もうこんな時間(^_^;)
今日はこれから生活の木。
午前はメディカルハーブ検定試験対策講座、
午後からはプラクティショナー講座だ。
朝から降りしきる雨に負けないよう、
気合を入れて挑みます!!!


ひまわりちゃん、
私にパワーをくれ~~~