次回の続き、ペパーミントから参りましょう。
⑩ペパーミント  シソ科、葉部  西洋ハッカ

特徴成分は何と言っても精油のℓ-メントール。フラボノイドのアピゲニン、ルテオリン、
シソ科タンニン(15種類のハーブの中には他にもタンニンを含むものがありますが、
「シソ科タンニン」を含んでいるものはこのペパーミントだけ)
フェノール酸。
作用にも特徴がありましたね。賦活(のち鎮静)です。そして鎮痙。
リフレッシュ、集中力欠如、消化機能調整、過敏性腸症候群。
⑪マテ  モチノキ科、葉部

特徴成分としてアルカロイド(カフェイン、テオブロミン、テオフィリン)、
フェノール酸、フラボノイド、ビタミン、ミネラル。
作用は興奮・利尿。神経疲労や肉体疲労の適応にはアルカロイド(主にカフェイン)が作用しています。
「世界三大ティー」「飲むサラダ」。
⑫マルベリー  クワ科、葉部  和名はクワ

特徴成分はデキシノジリマイシン(DNJ)を置いて他にはありません。
それから、ガンマアミノ酪酸(GABA)、クロロフィル、フィトステロール、ミネラル。
(クロロフィルを含むハーブは他にもありましたね。何でしたか?)
α-グルコシターゼ阻害による血糖調整作用(この場合は食前に飲む)、
糖尿病など生活習慣病予防。
今回のも出題しやすいハーブです。しっかり押さえておいてください。
パーブのプロフィールは次回で最後。あともう少しです。